ワールド食育フォーラム

コロナ禍を機に、働き方や生き方が多様化するとともに、一人ひとりの健康意識が高まる中、身体の健康はもとより、健やかな心と仲間との絆を育むウェルビーイングに対する考え方が注目されています。 また、企業では人的資本経営の考えのもと、従業員が心身ともに健康な状態で最大のパフォーマンスを発揮できるよう、ウェルビーイング向上への取り組みが求められています。

私たちは、“食”を通じたウェルビーイングな社会の実現を目指して、『ワールドシェフ王サミット2023』を開催いたします。
本イベントは、『ワールドシェフ王料理大会』と『ワールド食育フォーラム』の2部構成で実施しております。

『ワールド食育フォーラム』では産官学民連携でプラネタリーヘルス地域モデルを構築した地域創生医 医師 桐村里紗氏をはじめ、食と健康の専門家・有識者を招き、基調講演やパネルディスカッションを開催。
地球環境に多大な影響を及ぼしている人間の政治経済、社会システムに向き合い、人と地球環境の密接な関係に注目することで、人間と地球の健康のバランスが取れた公平な社会を目指すとされ、最近注目を浴びている「プラネタリーヘルス」の考えを元に、
「プラネタリーヘルスから考える食と健康」
として、健康的な食の在り方について議論を交わし、その総括をウェルビーイングな社会へ向けた「ウェルビーイング淡路島宣言」として発表いたします。

13:00~13:30

ご挨拶

①㈱パソナグループ グループ代表 南部 靖之
②ワールドシェフ王サミット2023 名誉審査委員長 中村勝宏 様
③農林水産省 食文化室長 神林 悠介 様

13:25~13:55

基調講演①

「ヒューマンヘルスからプラネタリーヘルスへ〜土がつなぐ人と地球」
医師 桐村里紗 様

14:05~14:35

基調講演②

「人と大地は繋がっている!土の微生物が可能にする永続的プラネタリーヘルス」
立正大学 地球環境科学部 特任教授 横山和成 様

14:50~16:10

パネルディスカッション①

「自然と人の関係から考える、健康を支える食の形」
・ファシリテーター 佐藤洋一郎氏
・立正大学 横山和成先生
・医師 桐村里紗 様
・一般社団法人 食と農の生命科学研究会 代表理事 丹羽真清 様
・一般社団法人Plant Based Lifestyle Lab コミュニケーション委員会 委員長 齋藤貴生様

16:20~17:20

パネルディスカッション②

プラネタリーヘルスから考えるこれからの旅の形
・ファシリテーター 佐藤洋一郎氏
・トラベルジャーナリスト 寺田直子 様
・ひょうご観光本部ツーリズムプロデューサー、岐阜県観光国際戦略アドバイザー 古田菜穂子 様

17:25~17:45

ウェルビーイング淡路島宣言

開催概要

日程 2023年11月13日(月)13時~17時45分(予定)
場所 青海波 波乗亭(兵庫県淡路市野島大川70)
参加費 無料

ご登壇者

桐村 里紗

地域創生医 医師
tenrai株式会社 代表取締役

予防医療から在宅終末期医療まで総合的に臨床経験を積み、現在は鳥取県江府町を拠点に、産官学民連携でプラネタリーヘルス地域モデル(鳥取江府モデル)構築を行う。地球環境と腸内環境を微生物で健康にするプラネタリーヘルスの理論と実践の書『腸と森の「土」を育てる微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)が話題。

横山 和成

立正大学 地球環境科学部 特任教授・株式会社DGCテクノロジーチーフリサーチャー

959年和歌山県生まれ。
北海道大学大学院農学研究科を修了し農学博士に。​
1986年帯広畜産大学 畜産 学部助手、1989年米国コーネル大学農学・生命科学部客員研究員とボイストンプソン植物科学 研究所客員研究員を兼任、​1991年農林水産省入省、農水省農業環境技術研究 所主任研究官、​北海道農業研究センター 研究チーム長などを歴任し、​(独)農研機構中央農業総合研究センター上席研究員を最後に2015年3月退官、自ら開発した土壌の生物性評価技術を活用した農業再生、地方創生と人材育成を​本格化するため、2021年4月から現職。同時に、自身の開発技術を社会実装した(株)DGCテクノロジーチーフリサーチャーを兼任。​

佐藤 洋一郎

食文化研究者 農学者 ふじのくに地球環境史ミュージアム・館長 京都府立大学客員教授

DNA分析や東南アジア、中国でのフィールドワークを通じて、イネの起源、稲作文化の展開、農耕と環境の関係史などの研究。それらを通じて人類の食のありかたに関心を持つようになる。「淡路島に室町時代のテーマパーク、USA(ユニバーサルスタジオ・オヴ・淡路)を作ろう!」と呼びかけ、「食の寺子屋」つくりを構想中。10月に『和食の文化史』(平凡社)を刊行。

丹羽 真清

一般社団法人 食と農の生命科学研究会 代表理事

デリカフーズ株式会社(現デリカフーズホールディングス株式会社)代表取締役社長を務めるなど、食ビジネスを通して日本人の健康寿命延伸に貢献。大学などの各種研究機関と提携し食品、特に野菜の成分分析・食品の活性酸素消去活性の研究を行う。「生命と健康の基本は農業から」の考え方のもと、「生命食」を波及し、農業の発展、食と健康に関する研究を行い、食ビジネスで人の健康増進に寄与する活動を行う。

齋藤 貴生

クックパッド株式会社 ソリューション戦略部 部長
一般社団法人Plant Based Lifestyle Lab コミュニケーション委員長

年間、約30社程の食品メーカーへマーケティング支援に従事、食卓総研責任者として年間1万名以上にトレンドや食卓変化を講演。

寺田 直子

トラベルジャーナリスト

東京生まれ。日本及びシドニーでの旅行会社勤務を経て、フリーランスライターとして独立。旅歴約40年。
訪れた国は約100ヶ国。ホスピタリティビジネス、世界の極上ホテル&リゾートに精通。
雑誌、週刊誌、ウェブ、新聞などに寄稿する他、ラジオ出演、講など多数。豊富な取材経験を活かし、インバウンドを含め日本の地方の活性化、観光立国化に尽力、関連セミナー、ワークショップ、講演などに登壇するほか、山口県観光審議委員2017、青森県の観光アドバイザーを務める。

古田 菜穂子

furuta & associates 代表
兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科 特任教授
(公社)ひょうご観光本部 ツーリズムプロデューサー 岐阜県 観光国際戦略アドバイザー
(公財)岐阜県教育文化財団 文化芸術アドバイザー (一社)長良川リトリート 代表理事 COO

岐阜市生まれ。大学卒業後、新聞記者、文筆家、各種広告媒体の企画制作等を経て、映画の プロデューサーとして活動。その後アートによる地域活性化イベント の企画制作、文化・商業施設のコンセプトプランニング、伝統工芸のリ・デザインになどよる国内外へのプロモーション・ダイレクターとして活動。 2009年、岐阜県観光交流推進局長に就任。地域資源の観光資源化による観光・食・モノのパッケージブランド戦略で主要国からの インバウンドを飛躍的に伸ばす。
2018年より兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科特任教授を拝命、2020年より(公社)ひょうご観光本部ツーリズムプロデューサーとして、県内の新たな100の観光コンテンツの造成事業に携わりつつ、サステナブル・サイクルツーリズムの推進や、JRディスティネーションキャンペーンの企画委員長として「ひょうごテロワール旅」、「大阪・関西万博」ひょうご活性化推協議会企画委員としてフィールドパビリオンのブラッシュアップや海外プロモーションなどをつとめるなど、サステナブル・ツーリズムとSDGsの実践を主眼とした観光プロデュースのよる人材育成、地域資源を活かしたモノづくり、地域づくり、文化・アート事業などのダイレクターとして活動している。
Forbes japan Official Columnist。著書多数

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